先日こんなお便りをいただきました。今回は炭水化物についてです。

糖質制限をしています。10年以上前に拒食症を患ってから、色々試して来ました。お米中心の生活にしたこともありました。お米多め、おかず少な目で、確かにカロリーを1000~1200kcal以内にしていれば痩せ体型を維持できました。

しかし、お米を一日2食で一回240g食べて、全体的に1300~1400kcalで生活していたら、ブクブクと丸くなっていきました。(160cm、55kgくらい)。浮腫みも酷かったので、糖質制限をしたらあっという間に45kgまで痩せ、人からは30kg台に見られるくらい痩せました(がりがりのマラソン選手の体型と全く同じ感じです)。

ですが、最近は糖質制限でも1000kcalくらいしか食べられず、糖質を摂るのが怖いです。以前お米でブクブクになっていったトラウマが邪魔して。そして、痩せていてお尻の肉もないし、二の腕も20cm。太ももも太い部分で39~40cmなのに、太るのが怖いです。

そして、最大の苦痛は、一時期44kgまで落ち、そこから食事量も変化ないのにちょっと体重が増えてきました。もしかして、省エネ体質からリバウンドでしょうか・・・・。
このように、現在糖質制限の罠にはまり、悩んでいます。正しく美しく健康的になるべきなのに、疲れやすく、痩せていて、食べられなくて…こんな生活から抜け出したいです。助けてください。

チョットの増量を恐れないこと。ダイエットには炭水化物が必要

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まず意識を改めていきましょう。糖質制限は必要ですが、極端に制限するとリバウンドします。ダイエットには一定以上の炭水化物が必要です。そもそも炭水化物がないと脂肪は燃えませんし、疲れやすくだるい、めまいも起こしやすく生理不順の原因にもなります。

一日に炭水化物240gで体重が55キロまで増えたということですから、180~200gを目安にしてみましょう。ご相談者様の場合、160cmなら体重は49~50キロで大丈夫です。(男が女性にセクシーさを感じる目安です)

栄養素が不足している減量中は、チョットでも炭水化物が増えると体重も敏感に反応します。でも1,2キロ増えても恐れないことです。食べ過ぎたなと思えば次の食事で少し調整すれば大丈夫です。

増量を恐れると極端な食事制限に走りますからご注意下さいませ。人の体は飢えには強く、肥満には弱く出来ていますので痩せにくい、太りやすいのは防衛本能です。恐れずにいきましょう。

女性はお米やパンなどよりお菓子に注意すべき

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数々のご相談を見ていますと。女性は『私はお米中心』と言いながら、よく話を聞けばお菓子の間食をしていることが圧倒的に多いです。貴女はいかがですか?お菓子はカロリーコントロールが難しいのでお菓子を一切を絶つか、カロリーオフの液体砂糖を上手に利用して下さい。

マコ