よくご質問を頂きますが、スリムになるために毎日●●キロをジョギングする!と意気込み、その通りにしないといけないのか。
重要なのは『自然にストイックになる』事を意識する事です。どういう事か説明します。
例えば毎日数キロのジョギングをして10キロ体重が減った女性の話を聞いたら、貴女も真似したくなりませんか?
『毎日5キロ走る!』と決めたは良いが、1週間と経過するにつれ、いつの間にか『気が向いた時だけ』ジョギングしていた、という経験があると思います。
自発的にストイックになる事をしっかり意識して、自分をコントロール出来ればダイエットは容易いです。
これは本当です。
(筋肉を付ける方が、スリムになって痩せるより何倍も難しいです)
なお、ダイエットでは運動はした方が良いですが、きつい場合は軽いウォーキングや腕立て、スクワットだけで大丈夫です。
初期段階:やる気も十分の時
ダイエットを開始した時は体重も落ちやすいので、ものすごくやる気が出ますが『最初の1か月だけ』と割り切って下さい。停滞期も迎えますのでやる気が2か月も3か月も続くことは絶対にありません。
ダイエット初心者の場合は少しずつでも着実と減っていく体重数字をまずは楽しんで下さい。
2キロも減れば、やる気が出る”ダイエットスイッチ”がONになります。運動もたくさん出来たらして下さい。
「順調なのは最初の1ヶ月」。割り切る事が出来れば、覚悟が出来ます。覚悟が出来れば途中で投げ出すことが無くなります。ダイエットは続ければ必ず結果が出ます。
1か月以降:ダイエットの成否を分ける運命の分かれ道
問題はここからです。減りのペースが穏やかになり運動にも飽きてきます。運動好きじゃない人が運動を毎日する事はまず不可能です。
この時期は運動より食事が大事です。週に2回程、少し多めに食べる日を作ります。ドカ食いはまだいけません。食べるものはお菓子でも良いでしょう。お酒でもOKです。ストレスを軽減させながらダイエットに励んでいきます。
運動は毎日しなくても大丈夫です。運動も食事制限も両方大事ですが、両方やろうとして続かなくなるなら、運動はしなく良いので食事制限を続けて下さい。
3か月目:ドカ食いを取り入れて停滞期を乗り越える
モチベーションも上がらないので毎日カロリーを制限すると持たなくなってきます。ここで効果的なのがドカ食いです。
停滞期は体の防衛機能です。これ以上痩せるとマズい、という警告ですので週に1度ドカ食いをして脳を騙します。計画的にドカ食いをすれば停滞期から脱しやすくなります
貴女の基礎代謝カロリーが1300なら、1800~2000は食べてもOKです。ご飯は山盛り、焼肉だってお寿司だって何でも食べれます。
※お菓子は栄養価がほぼありませんので、出来れば炭水化物は米や麺類で、油は肉と魚で摂ります。なお停滞期を乗り越えるとまた体重が減っていきますので大丈夫です。
義務感でストイックにならないこと
停滞期を乗り越えれば(ダイエットが順調にいけば)、自発的にストイックになっていきます。この時貴女はある種のハイな状態になっています。
例えばドカ食いデーに『やっぱりやめておこう!』と平気で思えるようになります。チョコレートも一気に食べずに、これを3日に分けたりします。しかも自分で進んで、です。
ダイエットに成功した時は、無理にストイックにならない事が重要です。ストイックは自発的になるものであり、アスリートでもない限り義務感でストイックになると確実に続きません。
割り切りと自発的ストイック この2つを意識してダイエットを行って下さいませ。なお具体的な食事メニューや運動の方法論については関連記事をぜひお読みくださいませ。
大丈夫。貴女なら理想の身体を手にする事が出来るでしょう。